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Jリーグ見聞録

後半43分、城後が決勝ゴール。敵地で富山を下す。

2012年05月21日
カターレ富山 0-1 アビスパ福岡
(前半0-0/後半0-1)
富山県総合運動公園陸上競技場(富山県富山市)/
キックオフ13:04
入場者数2,978人/晴れ 24℃/第15節

栃木SCに再開試合で敗れて中2日。我らがアビスパ福岡は富山に乗り込んだ。ゴールデンウィークからの連戦、長距離移動で疲れが心配されたが、21位に低迷するカターレ富山を相手に押し気味に試合を進め、後半43分城後が決勝点なる先制ゴールを決め、0-1で勝利をおさめた。アビスパ福岡は6試合ぶりの勝利で無失点試合も6試合ぶり。

右サイドバックで堤が先発

アビスパの先発フォーメーションは4-4-2。GK神山竜一、DFは左から尾亦弘友希、畑本時央、古賀正紘、堤俊輔。中盤は守備的位置に末吉隼也と鈴木惇。攻撃的位置は左に成岡翔、右に木原正和、FWは西田剛、城後寿の2トップ。右サイドバックの堤は9試合ぶりの先発。またベンチにはチーム得点王の坂田大輔らが入った。

走るアビスパが徐々に中盤を支配

キックオフから両チームともよく走って互角の戦いを見せるが、10分を過ぎると福岡がセカンドボールをよく拾って、ゲームを支配するようになる。15分、29分とこのところFW起用が続いている城後寿がシュートを放つがゴールを奪うには至らず0-0でハーフタイムを迎える。

サイドからの攻めが呼んだ決勝ゴール

後半に入るとホームの富山に一時、ゲームを支配されるが、粘り強い守りでゴールをわらせない。福岡は22分、西田に代わってFW坂田大輔をピッチに送ると徐々に福岡がゲームを支配するようになり、サイドを起点に富山ゴールを襲う。
勝利から遠ざかっている福岡の「勝ち点3」への思いが形になったのは後半43分。高い位置でパスをつなげるようになっていた状況の中、左サイドの高い位置に張っていたDF尾亦がゴール前にクロスボールを上げる。ここで攻め上がっていたDF古賀正紘が頭で折り返すと、FW城後がジャンピングボレー。右足のアウトサイドでしっかりとらえたボールは富山ゴールにびしっと決まり先制。古賀の「落とし」を城後が決めるのは5/13の山形戦でもあった。アビスパにゴールの新たなホットラインの誕生だ。このあと4分間のロスタイムも集中した守備でしのぎ、4月22日の徳島戦以来の勝利を手にした。

辛勝だが、敵地での勝利こそ収穫。

今日の福岡は相対的に富山より球際の強さで上回ったが、それよりも走り負けなかった感が強い。敵地とはいえ不振の富山に勝つのは当然、試合終了直前までゴールを奪えなかったことは問題、という厳しい見方もあろうが、連戦の疲労や3日前の敗戦というコンディションの中、アウェイで勝ち点3をあげたことを評価すべきだろう。中継画面にも映し出された前田監督のガッツポーズを見てそう感じた。
次節は1週間後。27日(日)にホーム・レベルファイブスタジアムに勝ち点25で8位につけているファジアーノ岡山を迎える。今節を終えてアビスパ福岡は勝ち点20で12位に順位を上げたが、昇格圏にはほど遠い。
上位にいる岡山を破って連勝し、快進撃につなげたい。皆さん、27日はレベスタへ。

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